介護で起業!デイサービス事業の始め方
近年、超高齢化に伴い介護ビジネスの起業を検討する人が増えています。
厚生労働省によると2013年の介護保険給付はおよそ9兆円ですが、2025年には約20兆円とおよそ2倍の市場規模になるだろうといわれており、介護ビジネスは不況の中において将来性が期待出来る数少ないビジネスだといえます。
介護保険の給付が受けられる介護事業の形態は幾つかありますが、その中でもデイサービス事業が夜勤がないため従業員も集めやすく参入もしやすいといわれています。
ではデイサービス事業を始めるためにはどのようなことをしたら良いのでしょうか。
大きく4つのステップがあります。
まず、指定認可基準をきちんと満たすことが重要です。
介護保険の事業者となるためには行政が設置した基準を満たす必要があります。
この基準は大きく4つあり、法人であること、看護師や介護福祉士の数などの人員基準、お風呂などの設備基準、運営基準を満たさなければいけません。
次にマーケティングも重要です。
その地域でどのような介護ニーズがあるのかをしっかり把握しておくことが事業を成り立たせることに繋がります。
3つめは法律、制度について知っておくことです。
介護事業を始めるにあたっては助成金制度やさまざまな法律、条令が存在します。
知らないでいると有利な支援を受けられないだけでなく取り返しのつかないことになることもあるので必ずチェックしましょう。
最後に必要書類をきちんと手続きすることがあげられます。
起業をするにあたって行政にさまざまな申請をしなければいけません。
申請先もバラバラなので、抜け漏れがないように必ず把握しておくようにしましょう。